中学生の科学実験教室

中学生の科学実験教室

2007年度

2007年8月6日開催

開校式

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テーマA

作って動かすレゴブロック・ロボット

皆さんはロボットを作ってみたい、動かしてみたいと思ったことはありませんか? このコースでは、前半に、レゴ社のマインドストームNXTを使って、レゴブロックでロボットを組み立てます。自動車や動物など、いろんな形のロボットを自由に作ってみましょう。そして後半では、ロボットを動かすプログラムの書き方を学んでいきます。プログラムを書くと、ロボットが自分で判断して動きを変えることができるようになるのです。さあ、皆さんが作ったロボットを、自由自在に動かしてみましょう。

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参加者の声

  • とてもむずかしかったけど最後はとてもいい作品ができたのでよかった。また来年も参加したい。(1年生)
  • 始めはよく分からなかったけどやっているうちに分かってきて、おもしろかったです。(1年生)
  • もう一度Aテーマで参加したいです。(1年生)
  • いろいろ動かすことがおもしろかった。(1年生)
  • レゴブロックがひさしぶりにできたのでよかったし、いろいろつくれたのでたのしかったです。(1年生)

テーマB

コンピュータでアニメーションを作ってみよう

テレビの画像が動いて見えるのは、たくさんの画像を「パラパラマンガ」式に高速に切り替えているからです。このコースでは、Flash(マクロメディア社)というソフトウエアを使って、まずその仕組を体験して頂きます。次にコンピュータにより詳細な命令(プログラム)を与えることで、自然界の物理現象をシミュレーションできることを体験してみましょう。理科で習う「物体の落下運動」や「衝突運動」のアニメーションもできますよ!

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参加者の声

  • 自分でアニメーションが作れて楽しかった。家でもしてみたいと思う。(1年生)
  • 学生さん達のアドバイスもとてもわかりやすく、充実な時間を過ごすことができました。プログラムの構造を理解し、それを自分のオリジナルアニメーションに使えたことがとても楽しかったです。(2年生)
  • こんな体験ができたからよかったです。もっといろいろやってみたいです。(2年生)
  • 学校ではできないようなことだったので楽しかった。また機会があれば参加したい。(2年生)
  • この教室に参加するまでは、コンピュータによるプログラミングはとても難しいようなイメージをすごくもっていた。しかし、大学の先生、学生のみなさんが丁ねいに指導して下さったおかげでプログラミングについて知って、使いこなすまではいかないけれども、自分でなんとか使うことができた。パラパラまんがをつくることもでき、楽しくてよい経験になった。(2年生)
  • 今まで知らなかったことを知ることができたり、アニメーションを作ったりできて楽しかったです。(1年生)
  • とても楽しかったです。また参加したいです。今回はアニメーションだったけど、次回はロボットなどをやりたいです。(2年生)
  • トラブルがたくさん起こったけど、アニメがつくれたときは達成感があった。来年も参加できたらいいと思った。(1年生)

テーマC

生体アンプをつくって人間を測ろう

脳や心臓が活動すると弱いながらも電気を発生します。この電気を計測したものが脳波や心電図であり、病院で病気の診断に用いられています。このコースでは弱い電気信号を増幅する生体アンプを作成して、脳波や心電図の測定にチャレンジしてみましょう。うまく測定できなくても、実際の脳波計を使って脳波がどんなものか体験することが出来ます。

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参加者の声

  • 他の学校の人の話を聞くことができた。また、技術面では、はんだの使い方を知り、はんだごてができるようになった。はんだごては将来においても大事になると聞いた。先生が丁寧に教えて下さってありがたかった。来年もこの教室に参加したい。できれば中学校だけでなく、小学生、高校生、一般の方々などと範囲を広げてもらいたい。今、日本では第三次産業、いわゆるサービス業が半分以上をしめている。この様な教室を積極的に増やしてもらい、工業、いわゆる第二次産業の発展を目指したい。今日の体験を生活または将来にどう生かせるか考えたい。(2年生)
  • 実験の数が多かったのでおもしろかったです。(1年生)
  • とても分かりやすくていねいに教えて下さり、とても勉強になりました。ハンダは最初は難しかったけど、上手にできるようになりました。自分の心脈や脳波はめったに見ることができないので貴重な体験をしたと思います。今日はいろいろなことが学べてよかったです。僕はロボットや機械が好きなので、勉強をして九大の工学部に入りたいです。今日は本当にありがとうございました。(2年生)
  • 思っていたより手づくりできれいに測れておもしろかった。先生や大学生の人もすごく優しくてたのしかった。来年は高校生なので来れないのが残念です。(3年生)
  • 思っていた以上に楽しかったです。しかも昼食付きだったのがうれしかったです。今日初めて九大の中に入れたのでよかったです。また次回も来たいと思います。(2年生)

このテーマの実験の様子は 理科教室2008(都甲・林研究室作成)でも公開されています。

テーマD

簡単なラジオ製作

簡単なAMラジオの製作を通して、電波を身近に感じてもらうことを目的とします。ラジオの作成では、アンテナの電波の入り口であるコイルを巻くこと、いくつかの電子部品を半田で接続することなどを行います。経験のない方でも必ず完成できます。出来上がったラジオで、放送電波の到来方向を見つけたり、建物の内外でラジオ電波の受信強度が異なることを体験してください。

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参加者の声

  • 科学実験教室ってちょっと堅苦しいのかなぁと思っていたのですが、大学生の人たちがとてもユニークで、すごく楽しめました。ラジオを作っているときも分からないことがあれば、とても上手に教えてくれたので、気軽に声をかけることができました。僕の想像していた科学教室よりも楽しかったので良かったです。(3年生)
  • ぼくはこの科学実験教室を通してとてもラジオって作るのがたいへんだなぁと思いました。また参加したいけれども来年は高校生だから参加できません。だから高校生の科学実験教室を作ってほしいです。(3年生)
  • どんなラジオか、どんな仕組みでなるのか、などがわかりました。自分で作ったラジオなので大事にしたいと思います。(2年生)
  • 難しそうだなと思ったけど、先生方のおかげで楽しく作業ができました。ラジオもちゃんとできて、しっかり聞こえてよかったです。とても面白かったので、機会があったらまた来たいです。(2年生)
  • 最初、ラジオのしくみはとても複雑なんだろうなぁーと思ってたけど、案外簡単なしくみでびっくりしました。ラジオが出来たとき、「こんなのでちゃんと電波が入るのかなぁ〜?」と思って、すごく不安だったけど、ものすごくきれいな音が出てびっくりしました。エナメル線をきれいにまいたけど、実際は、かなりぐちゃぐちゃでも、ちゃんと電波が入っていたので、「こんなのでいいの?」と思うくらい不思議でした。(1年生)
  • はじめはとても難しいと思っていたけど、先生たちがわかりやすく教えてくれたので上手にできました。いろいろなチャンネルのラジオがきけてとてもおもしろかったです。とてもおもしろかったので来年もこの企画に参加したいです。(2年生)
  • 最初は、ちゃんと作れるか、作ったやつが動くか、など心配していたが、楽しくできたり、分からないことを学生の方や先生が分かりやすく教えてくれた。(1年生)

テーマE

楽しいディジタル電子工作

最近はマイコンを内蔵した便利なディジタル電子機器が広く用いられています。このテーマでは、PICマイコンを用いて、電子ルーレットや電子オルゴールを作りながら、ディジタル電子回路の仕組みを楽しく理解します。

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参加者の声

  • 自分でマイコンに発光パターンやオルゴールを入れられたので楽しかった。(2年生)
  • 将来役に立ちそうな事が学べてよかったです。(2年生)
  • 楽しかった。また今度やってみたい。(1年生)
  • 電子工作は前にも作ったことがあって、簡単だ、と思っていたけど、意外とわからないところもあった。先生たちが教えてくれたのでいい学習になった。(2年生)
  • おもしろかったです。来年もくると思うので、今度はテーマAを受講したいです。(1年生)
  • 難しいところもあったけど、分かりやすく教えてくれて楽しかった。でも、私は男の子ばかりのクラスだったので、男の子と女の子の人数を一人と何人とかじゃなく、だいたい同人数にしてほしいと思いました。また参加したいです。(1年生)
  • 回路をつくって発光ダイオードが光ったときはうれしかった。プログラムをつくるのはたいへんで、少しむずかしかったけどとてもたのしかった。発光ダイオードの色を選べるともっと良くなると思った。ディジタル工作はむずかしいと思っていたけど意外とかんたんでよかった。今度はもっとむずかしい物をつくってみたい。(2年生)
  • 良く内容が分かりました。とてもいい勉強になり、楽しかったです。(1年生)
  • とてもデジタル電子工作がわかり、とても良かった。(1年生)

テーマF

磁石が声を記憶する?!〜 磁気を使った情報記録 〜

コンピュータの中で、動画や3D画像などの情報が「磁石」に記憶されていることを知っていますか?この教室では、磁石に情報を書込み、読み出すことの出来る装置を工作し、これを使って実際に情報(自分の声)を磁石に記憶させる実験をします。この実験を通して「磁気記録」の基本動作を体感することにより、ブラックボックスとして見ていたコンピュータがより身近なものに感じることが出来るでしょう。

参加者の声

  • 貴重な体験ができたことと、新しい(古いものは入ったことがないけれど)九州大学に足をふみ入れることができ、とても良かったです。来年もたくさんの人にこの貴重な体験をさせてもらえればと思います。(2年生)
  • 実習した内容が学校でも勉強することだったのでよかった。また、実験も楽しく、様々な施設も見学したのでとても充実していたと思う。(3年生)
  • 初めての体験だったがとてもくわしくよく分かった。実際に応用ができそうなものばかりだったのですごくためになった。(3年生)
  • どのような言葉だとよく聞こえるかみんなでやってみたり、テープを替えてみたりして楽しかったです。また、地下一階の実験室を見学してすごかったです。(2年生)

テーマG

味見ロボットを作って対決しよう

味を測るセンサと電子回路を作り、センサをロボットに搭載します。そして、センサで動くロボットを動かすプログラムをコンピュータで作り、味見ロボットを動かします。コップの中の微妙な味の違いを教えてくれるロボットとあなたの味覚、どちらが敏感か対決してみましょう。

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参加者の声

  • A「作って動かす...」には入れなかったけど、第2希望のG「味見ロボット...」は予想どおりAと同じくらいたのしかったです。僕は、ロボットを作るのがすきだから、とても満足です。次回また同じようなテーマだったら「作る」ゆうせんで選んでまたここに来たいです。(1年生)
  • とてもたのしく、いつのまにかちがう学校にもよらず、友達のように仲良くなりました。(1年生)
  • ロボットを組みたてたりするのがおもしろかった。また大学生の人もやさしく教えてくれたから楽しく実験することができた。(2年生)
  • 楽しかった。今まで知らなかったことを知ることができたのでよかった。(1年生)
  • プログラムのことや味についてのことがよく分かった。また来年も機会があればやりたいと思う。班の人と協力してやるのが楽しかった。(1年生)
  • ロボットを自由に作って遊ぶのがとてもおもしろかったです。みんなで協力して作ったのもよかったです。最後はたくさん盛り上がり、ぼく達のが一番ゆうしゅうで、またやってみたいと思いました。(1年生)
  • 初めてこの教室に参加して、味見ロボットやレゴブロックロボットをして、色々なけいけんができてよかったと思います。(1年生)
  • 大学生と一緒にロボットを作ったり、いろんなことを話したりして楽しかったです。味見ロボットは成功しなかったけど、きちんと動いてくれたのでよかった。(2年生)
  • 大学生とふれ合う機会はめったにないし、ここに来ることもないと思うから、とても良い経験になった。ロボットを作ってとても楽しかった。味見ロボットをまた作ってみたい。(2年生)
  • 楽しかった。(2年生)
  • とても楽しくできたし、いろいろおしえてくれたのでとてもおもしろかった。味覚のことがよくわかったのでよかった。(1年生)
  • 味見ロボットの製作が楽しかった。またこんな教室に参加したいです。(2年生)
  • 最初は仕組みがよく分からず、とまどったけど、段々分かってきてとてもおもしろかったです。(1年生)
  • 最初は「ロボットを作る」と書いてあったから、第2希望にしたけど、結こう難しそうと思っていたのですが、やり始めると、私が思っていたよりも簡単で、楽しかったです。最後の発表会の時は一度動きが止まってしまったのですが、その後は動きもスムーズでとても良い思い出になりました。来年も行われるのであれば、参加したいと思いました。(1年生)

テーマH

色で遊ぼう

私たちのまわりにあるもの全て色を持っています。色って何でしょう? それを勉強する前に色を使って面白い実験しませんか?自分で不思議なめがねを作ってコンピューター上に立体映像を見たり、赤、青、緑のランプを使っていろんな色を作ったりします。最後にはきっとみんな色の達人になれるでしょう。

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参加者の声

  • 長い時間だったが、自分なりに楽しめたと思う。(1年生)
  • 初めて九州大学に来たけど、先生達もやさしかったし、説明も分かりやすかったです。色々プレゼントももらえたし、また来年来れたら来たいです。(1年生)
  • 色々つくっておもしろかったし、コンピューターといんさつの仕組みのちがいも分かったし、先生の説明も分かりやすくて、たくさんのことを学べた。(1年生)
  • 初めてこの教室にさんかしてみてぼくは3番目に希望したのでした。でもすごく楽しかったです。(1年生)
  • テレビやパソコンでは赤、青、緑の色からたくさんの色をつくっているということを習い、少し驚いた。家に帰ったら、テレビやパソコンの画面などをこのようなことに気をつけながら観察してみたいと思う。(3年生)

テーマI

ロボットで学ぶコンピュータのしくみ

パソコンやゲーム機だけでなく、全自動洗濯機や自動車などいろいろな電気製品に組み込まれている「コンピュータ」はどのように働いているのでしょうか?実験では、実際にロボットや模型計算機を動かしてコンピュータのしくみを学んでいきます。

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参加者の声

  • 始めは他の人達と仲良く出来るか心配だったけれど、みんな優しくて、楽しく出来ました。わからないことを教えてくれたのが嬉しかったです。また来たいです。(1年生)
  • 大学生が優しくて、問題は難しかったけど実験が面白くてよかった。また来たいと思う。(1年生)
  • 問題は難しかったけれど、ロボットを操作したりして楽しかった。来年も参加したい。(1年生)
  • とても役に立ちました。来年もまた参加したいです。(1年生)
  • とても楽しかったので来年は他の人にすすめたい。(3年生)
  • 科学のことについてすこし興味がわき、ロボットなどのしくみがわかった。(2年生)