中学生の科学実験教室

中学生の科学実験教室

2008年度

2008年8月6日開催

開校式

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テーマA

レーザーを使って絵を描こう

レーザービームをレンズで小さな点に集めると大きなエネルギーを1点に集中させることができて、いろんな物質を溶かしたり、蒸発させたりできます。レーザーのエネルギーをコントロールすると、板の表面に1ミリよりも小さなサイズのこげ跡を作ることもできます。この性質を利用して、様々な材料の板の表面にレーザーとパソコンを使って自分の好きな絵を描く実験を行ないます。

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参加者の声

  • マウスを使っての作業は、手で描くよりも難しかったです。難しかったけど、完成したとき達成感でいっぱいになりました。(3年生)
  • 思い通りに絵が描けておもしろかった。(1年生)
  • 初めて知ったことがとても多く、勉強になりました。また、とても楽しくわかりやすい説明をして下さったので、すぐ理解することができたし、行動することができました。今回は、とても貴重な体験ができたので良かったです。次回もやりたいです。(1年生)
  • 九大の生徒と一緒に実験などをすることが出来てとても良かったです。とても夢中になっていたし、笑いのたえない教室となっていたので、とても実験をしやすい雰囲気でした。(3年生)
  • とにかくとてもおもしろかったです。またあったら参加したいと思います。(1年生)
  • 科学のことを楽しく学べてよかった。(1年生)
  • 何個も作れて楽しかったです。(1年生)

テーマB

簡単なラジオ制作

簡単なAMラジオの製作を通して、電波を身近に感じてもらうことを目的とします。ラジオの作成では、アンテナの電波の入り口であるコイルを巻くこと、いくつかの電子部品を半田で接続することなどを行います。経験のない方でも必ず完成できます。出来上がったラジオで、放送電波の到来方向を見つけたり、建物の内外でラジオ電波の受信強度が異なることを体験してください。

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参加者の声

  • しっかりとラジオが聞けてよかった。今までやったことのあったハンダ付けより間隔がせまく、やや難しいと感じた。(3年生)
  • ラジオを作るのは難しかったけれど、電波で聞こえる番組が違うからおもしろかったです。(1年生)
  • ラジオを作って外に出たりしたら、音の大きさがまったく違ってすごかった。(1年生)
  • 実際にラジオを製作することができてとても楽しかった。大学生の方々にとても優しくアドバイスしてもらえたり、他の中学生と一緒に製作することが出来てとてもよかったと思う。自分は今、部活でラジオ等の電波の実験をしているが、自分のラジオが動かずに困っていた。今日作ったラジオを。今後の実験に役立てられるようにしたい。高校になってもこのような行事があったらぜひ参加したいと思う。ありがとうございました。(3年生)
  • 1ヵ所でも回路の配置を間違ったら、ラジオがまったく聞けず、はんだづけもとても難しかった。今度は違うテーマでがんばってみたいです。(3年生)
  • 思ったより面白かった。家でも役に立てたいと思う。次回はロボットを作るテーマをやりたい。(1年生)
  • 自分でつくって、声がはいってきたので楽しかったです。(1年生)
  • 大学院生さんがとてもやさしく指導して下さった。(1年生)

テーマC

匂い嗅ぎロボットを作って対決しよう

匂いを嗅ぐセンサと電子回路を作り、センサをロボットに搭載します。そして、センサの信号を使ってロボットを動かすプログラムをコンピュータで作り、匂いに反応するロボットを組み立てます。匂いの違いを教えてくれるロボットとあなたの嗅覚、どちらが敏感か対決してみましょう。味を測るセンサとあなたの味覚の対決も行います。

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参加者の声

  • 今までにない経験ができて楽しかったです。(1年生)
  • ロボットはうまくできなかったけど、ロボット作りが楽しくてよかったです。(2年生)
  • 昨年も同じテーマだったけど、今回のはタイムを競うのでおもしろかった。来年は3年だけど来れたら行きたい。教えてくださった院生の方がやさしくてよかった。(2年生)
  • とても楽しかった。自分は作ることが大好きなので満足しています。対決して3位になれたし、とても良かった。次回もこの教室に行きたいと思います。(2年生)
  • 貴重な体験ができました。次できたらもっと改良したいです。(2年生)
  • たくさんの部品をつかってロボットを改造していく事は難しかったけど、とても楽しかったです。もう1人と相談して組み立てることも難しかったです。また機会があれば、他のことを体験したいです。本当に楽しかったです。 (1年生)
  • 少し難しかったけど、とても楽しかった。(1年生)
  • 理系の職業につきたいと思った。(1年生)

このテーマの実験の様子は 理科教室2008(都甲・林研究室作成)でも公開されています。

テーマD

作って動かすレゴブロック・ロボット

皆さんはロボットを作ってみたい、動かしてみたいと思ったことはありませんか?このコースでは、前半に、レゴ社のマインドストームNXTを使って、レゴブロックでロボットを組み立てます。自動車や動物など、いろんな形のロボットを自由に作ってみましょう。そして後半では、ロボットを動かすプログラムの書き方を学んでいきます。プログラムを書くと、ロボットが自分で判断して動きを変えることができるようになるのです。さあ、皆さんが作ったロボットを、自由自在に動かしてみましょう。

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参加者の声

  • とてもおもしろく楽しかった。またやりたいです。(2年生)
  • レゴの組み立てが難しかった。(1年生)
  • 今日使ったレゴを買って、やりたいなと思いました。(1年生)
  • 自由研究の参考にしたいです。(2年生)
  • 将来もこのような職業につきたい。(1年生)

テーマE

生体アンプをつくって生体信号を測ろう

脳や心臓が活動すると弱いながらも電気を発生します。この電気を計測したものが脳波や心電図であり、病院で病気の診断に用いられています。このコースでは 弱い電気信号を増幅する生体アンプを作成して、脳波や心電図の測定にチャレンジしてみましょう。うまく測定できなくても、実際の脳波計を使って脳波がどんなものか体験することが出来ます。

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参加者の声

  • とってもやりごたえがあって、先生たちはやさしく満足感があった。(1年生)
  • 多くのことが学べて良かったです。来年も来たいと思いました。E実験のみなさん、親切に教えてくださってありがとうございました。(2年生)
  • 楽しかったです。先生や大学生の人もおもしろかったし、はんだとかも知ってよかったです。いろんな事も知ったり、他中の人とも友達になれて、嬉しかったです。理科はあんまり好きじゃなかったけど、好きに少しだけなれたと思います。迷惑をかけたけど本当にありがとうござました。九大は真面目な人や楽しい人がいて、いい場所でした。(2年生)
  • 「生体アンプ」を作るときはすこし難しかったところもあったけれど、自分の脳波を見れておもしろかった。(2年生)

テーマF

楽しいディジタル電子工作

最近は殆どの身の回りの電化製品にディジタル電子回路が内蔵されています。そして,それらにはマイクロコンピュータ(マイコン)と呼ばれる,コンピュータの機能を1つのICに凝縮したものが広く用いられています。このテーマでは,PICマイコンを用いて,電子ルーレットや電子オルゴールを作りながら,身近に使われているディジタル電子回路の仕組みを楽しく理解します。

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参加者の声

  • 普段自分が意識していないような、「中の世界」が垣間見えたようで新鮮だった。(2年生)
  • オルゴールやルーレットを作ったりして、とても楽しかったです。とくに、オルゴールとライトとルーレットが同じ機械で、しかも自分で作ったものからでてくるところがすごいと思いました。あと自分の機会に「さくらんぼ」と「崖の上のポニョ」や自分で作った点灯のやり方が入った時が一番うれしかったです。(1年生)
  • 先生方がやさしく教えてくれたので、やりやすかったです。特に失敗した時に一緒にやってくれたのは、印象的でした。(1年生)
  • 話の内容では、難しいものもあったけど、作る物自体はそんなに難しくなくて、困る事もあまりなかったのでよかったです。(1年生)
  • 本当は違う教室をたのんでいましたが、はずれてこの教室になりましたが、とても楽しかったです。 (2年生)
  • この実習に参加してとても良かったです。次もまた楽しくしたいです。少し改造もしたいです。(2年生)
  • 講師の方々がやさしく、ていねいに教えてくれたのでとても楽しくすることができました。ありがとうございました。(3年生)
  • 内容も分かりやすく、先生方もとても親切に接してくださいました。また来年も参加したいです。(1年生)
  • デジタルについて、いろいろ分かった。(1年生)

テーマG

磁石が声を記憶する?!〜磁気を使った情報記録〜

コンピュータの中で、動画や3D画像などの情報が「磁石」に記憶されていることを知っていますか?この教室では、磁石に情報を書込み、読み出すことの出来る装置を工作し、これを使って実際に情報(自分の声)を磁石に記憶させる実験をします。この実験を通して「磁気記録」の基本動作を体感することにより、ブラックボックスとして見ていたコンピュータがより身近なものに感じることが出来るでしょう。

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参加者の声

  • 九州大学で科学実験が出来て、知らない事がたくさん勉強できてとても楽しかったです。また科学実験に参加したいです。(1年生)
  • 少し難しかったけど、とても楽しかった。また来年も参加したい。(1年生)
  • 普段出来ないような実験ができて、とても有意義だった。来年も来れたら来たいと思う。(3年生)
  • 磁気を使った情報記録についてのことがよく分かった。思ったよりも、音声の精度がよく、はっきりと聞こえるほどだった。(3年生)
  • 説明がとても分かりやすく、面白かった。いい一日だったと思う。(3年生)
  • 意外に難しかったので、うまくできなかったが、楽しかった。(3年生)

テーマH

ロボットで学ぶコンピュータのしくみ

パソコンやゲーム機だけでなく、全自動洗濯機や自動車などいろいろな電気製品に組み込まれている「コンピュータ」はどのように働いているのでしょうか?実験では、実際にロボットや模型計算機を動かしてコンピュータのしくみを学んでいきます。

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参加者の声

  • パソコンはよく使っていますが、そのしくみがどうなっているかは考えた事がなかったので、このテーマを実習できてよかったです。ロボットに興味を持っていましたが、お金がなくて作る事はできませんでした。今日はロボットを使って楽しめてよかったです。(3年生)
  • 今までロボットにプログラムを組んだことがなかったので、とても楽しかったです。また、コンピュータのしくみも知りました。(2年生)
  • コンピュータのプログラムではロボットが暴走したりして大変でしたが、プログラムというものは難しいけれど、やってみると簡単だということが分かりました。(3年生)
  • なかなか見る・知ることのできないコンピュータの内部を知ることができて非常におもしろかった。特にロボットへの命令の入力は細かくするなどしてより精密にすることができて楽しむことができました。(3年生)
  • あまりこういったことはやったことがなかったので、新しいことがたくさん分かりました。来年もまた来たいです。(2年生)
  • パソコンに興味があり、このテーマを希望したけど、いろいろ分からなかったことが分かったので良かったです。プログラミングが出来る様になりたいと思いました。(3年生)
  • パソコンを使った計算などはとてもおもしろかったです。(3年生)
  • 最後の実験教室になったけど、とても楽しかったです。今後も続けてもらいたいです。(3年生)
  • とても面白かった。来年もまた来たいです。色々、知らないことを知ることができ、ためになりました。(2年生)

閉校式

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