中学生の科学実験教室

中学生の科学実験教室

2016年度

2016年8月12日開催

テーマA

GAMEでアルゴリズムを学ぼう!(最大受け入れ人数:25名)

 

現在のIT社会は、種々多様なロジック(アルゴリズム)で構成されています。アルゴリズムを学ぶ事は、よりよい考え方を身につけると同時に楽しい体験や気づきにつながります。本実験はGAMEを通して参加者にアルゴリズムの簡単な導入から、深く考える事の意義を感じていただくことを目的とします。また実験ではコンテストの形式をとり、多人数で楽しめる企画を用意しています。

 

テーマB

プログラミングの初歩と画像処理を体験してみよう(最大受け入れ人数:5名)

 

コンピュータは様々な「プログラム」により動いています。プログラムとは一種の「指令書」です。コンピュータはそのプログラムを読みながら、その指令通りに動いているわけです。今回はpythonという言語を使ってプログラムを実際に作り、コンピュータを思った通り動かしてみましょう。具体的には、プログラムの基本的な考え方からスタートして、簡単なゲームのプログラムや、カメラで写した画像を加工するプログラムを作ってみましょう。コンピュータがぐっと身近になるはずです。
完全な初心者を対象としています。若干でもプログラミング経験のある方はご遠慮ください。

 

テーマC

ポータブルヘルスクリニック(医者不足の地域でも使える遠隔医療システム)を体験してみよう(最大受け入れ人数:8名)

 

1日ポータブルヘルスワーカー(医療スタッフの疑似体験)をしてみませんか?
私たちは、被災地・過疎地(医者のいない地域)で、誰でも使えるようなポータブルクリニックシステムを開発しています。このシステムを使って、簡単に病気かどうかを診断できます!今回の体験では、実際のデバイスを使って、まず健診を行います。そしてその医療データを遠くにいる医療専門家に送って、処方箋をもらうまでを体験してみましょう!

 

テーマD

レーザーを使って絵を描こう(最大受け入れ人数:7名)

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レーザービームをレンズで小さな点に集めると大きなエネルギーが1点に集まります。このエネルギーを利用すると金属や半導体を一瞬で溶かしたり、蒸発させることができます。レーザーのエネルギーをコントロールすることで板の表面に1ミリよりも小さなサイズのこげ跡を作ることもできます。この性質を利用して、様々な材料の板の表面にレーザーとパソコンを使って自分の好きな絵を描く実験を行ないます。

 

テーマE

「風で電気を作ろう!!」〜風力発電機を作って発電のメカニズムを学ぼう〜(最大受け入れ人数:6名)

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風の力を用いて発電する風力発電は、利用時にCO2を発生せず、地球温暖化対策として重要であると同時に、エネルギー自給率の向上や化石燃料調達コストの抑制などの点からも、その導入普及が求められています。このコースでは、風力発電機作りにチャレンジします。永久磁石とコイルを使った発電機作製を体験しながら、電気を作る原理について学んでいきます。

 

テーマF

センサロボットを作って対決しよう(最大受け入れ人数:12名)

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匂いや光を検知するセンサで動くロボットを作り、みんなが作ったロボットの能力を競います。まず、匂いセンサ電子回路を作り、あなたの感覚と比べることで、センサについて学びます。次に、匂い・光と色・触覚センサをロボットに搭載し、ロボットに感覚を与えます。センサで周囲の状況を判断してロボットを動かすプログラムはコンピュータで組みます。センサロボットとプログラムを工夫して、匂いや色を的確に判断し、動作するロボットを作りましょう。

 

テーマG

味覚センサーを作って世界のナンバーワンを体感しよう(最大受け入れ人数:8名)

 

砂糖牛乳に麦茶を入れるとコーヒー牛乳に早変わりするうわさをあなたは知っていますか?それ本当なの!舌にならって世界で初めて創り出した(九州大学・都甲潔教授)日本が誇る味覚センサを使えばそのうわさは本当なのか一発でわかります。このセンサを自分たちで作って、いろんな飲み物をはかってみましょう。ナンバーワン&オンリーワン&フロムジャパンの味覚センサを初体験して科学の世界でトップになるすごさ・すばらしさを実感してください。

 

テーマH

楽しいディジタル電子工作(最大受け入れ人数:12名)

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最近は殆どの身の回りの電化製品にディジタル電子回路が内蔵されています。そして、それらにはマイクロコンピュータ(マイコン)と呼ばれる、コンピュータの機能を1つのICに凝縮したものが広く用いられています。このテーマでは、PICマイコンを用いて、電子ルーレットや電子オルゴールを作りながら、身近に使われているディジタル電子回路の仕組みを楽しく理解します。

 

テーマI

発電する窓を作ろう(最大受け入れ人数:6名)

 

物質が光エネルギーを吸収し、電子を放出する光電効果を利用して、太陽電池は光エネルギーから電気を生産することができます。このコースでは、多様な色の色素増感太陽電池を作りながら太陽電池を楽しく学びます。未来の皆さんの部屋の窓になるかも知れないこの太陽電池を直接作って、どのぐらい電気を生産するかを確認してみませんか?

 

テーマJ

3Dホログラムの秘密(最大受け入れ人数:4名)

 

意匠や偽造防止といった目的において広く普及しているホログラム(ホログラフィ)は、「光」の基本的な性質を実地で理解する上で有用なツールです。本企画では、レーザー装置と市販の実験キットを用いて、3次元像の記録から記録媒体の現像を経ての3次元像の再生までを体験してもらうことで、一連の作業に関わる諸々の基本的な原理と理屈を理解してもらうことを主眼とします。

 

テーマK

電磁石でクレーンゲームを作ってみよう(最大受け入れ人数:6名)

 

コイルに電流を流すと電磁石になることはご存知かと思います。この電磁石に働く電磁力を利用した機器は世の中にたくさんあります。このコースでは、電磁石を自分で作成し、モータや発電機の簡単な原理について学んでいきます。最後に、電磁石を利用したクレーンゲームを作成し、楽しく電磁力を実感してみましょう。