中学生の科学実験教室

中学生の科学実験教室

2018年度

2018年8月10日開催

テーマA

楽しいディジタル電子工作(最大受け入れ人数:12名)

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最近は殆どの身の回りの電化製品にディジタル電子回路が内蔵されています。 そして、それらにはマイクロコンピュータ(マイコン)と呼ばれる、コンピュータの機能を1つのICに凝縮したものが広く用いられています。 このテーマでは、PICマイコンを用いて、電子ルーレットや電子オルゴールを作りながら、身近に使われているディジタル電子回路の仕組みを楽しく理解します。

テーマB

センサロボットを作って対決しよう(最大受け入れ人数:12名)

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匂いや光を感じるセンサを持ったロボットを作り、みんなが作ったロボットの能力を競います。まず、匂いセンサ電子回路を作り、あなたの感覚と比べることで、センサについて学びます。次に、匂い・光と色・触覚センサをロボットに搭載し、ロボットに感覚を与えます。センサで周囲の状況を判断してロボットを動かすプログラムはコンピュータで組みます。センサロボットとプログラムを工夫して、匂いや色を的確に判断し、動作するロボットを作りましょう。

テーマC

「風で電気を作ろう!!」〜風力発電機を作って発電のメカニズムを学ぼう〜(最大受け入れ人数:8名)

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風の力を用いて発電する風力発電は、利用時にCO2を発生せず、地球温暖化対策として重要であると同時に、エネルギー自給率の向上や化石燃料調達コストの抑制などの点からも、その導入普及が求められています。このコースでは、風力発電機作りにチャレンジします。永久磁石とコイルを使った発電機作製を体験しながら、電気を作る原理について学んでいきます。

テーマD

レーザー光で絵を描こう(最大受け入れ人数:8名)

レーザービームをレンズで小さな点に集めると大きなエネルギーが1点に集まります。 このエネルギーを利用すると金属や半導体を一瞬で溶かしたり、蒸発させることができます。 レーザーのエネルギーをコントロールすることで板の表面に1ミリよりも小さなサイズの こげ跡を作ることもできます。この性質を利用して、様々な材料板の表面にレーザーと パソコンを使って自分の好きな絵を描く実験を行ないます。

テーマE

ゲームを通して、暗号とプログラミングを知ろう(最大受け入れ人数:30名)

情報セキュリティに少しでも興味を持ってもらうため、まずは紙を使ったグループワークから暗号技術に触れてもらおうと考えている。その後、ヒントをもとに暗号を解読し、 目標を達成するゲームに挑戦してもらい、ヒントの有無によって暗号 の解読の難しさの違いについて知ってもらえればと考えている。最後に、 現在の暗号技術の仕組みと暗号作成の難しさを知ってもらえればと思う。

テーマF

プログラムを書かないロボット制御(最大受け入れ人数:10名)

小型ロボットを対象にシステム開発を体験します。 ここでのシステム開発では、一切プログラムを書きません。 その代わり、□や→などの記号を組合せた絵を描きます。 この絵が、ロボットの設計図になり、動きの指示書になります。 □や→を組み合わせるルールを学習した後に、ロボット設計の第1歩として荷物を運ぶロボット、第2歩としてゴールで停止するロボット、第3歩として線に沿って走るロボット、そして第4歩として障害物競走をする対戦型ロボットを開発します。

テーマG

プログラミングを通してアルゴリズムを学ぼう(最大受け入れ人数:24名)

現在のIT社会は、種々多様なロジック(アルゴリズム)で構成されています。 アルゴリズムを学ぶ事は、効率良い手順を発見するための考え方を身につけられるのに役立つと同時に,行動の改善につながります。 本実験では,ブロック型の教材や、Webの教材を利用して参加者にアルゴリズムの簡単な導入から、深く考える事の意義を感じていただくことを目的とします。 また実験ではコンテストの形式をとり、多人数で楽しめる企画を用意しています。